川島眼科では毎週勉強会を行っています。そこで勉強したことや日々大切と思われることをお知らせいたしたいと思います。今回は点眼薬についてお知らせします。
「点眼薬を正しくさせてますか?」こんな質問があると大抵の方は「大丈夫」と思われるでしょうが、実は正しく点眼するという事は意外に見過ごされていて自己流点眼が多いのです。
点眼薬は一滴が30~50㎕で、目の中(結膜嚢)に保持できる点眼薬の量は20~30㎕です。点眼薬は一回一滴で十分すぎるのです。
余った薬液は目からあふれてしまい、かえって目の周りがただれたりするリスクが増えるのです。
先ず点眼する前に手を洗いましょう。そして点眼瓶が細菌やウィルスによる感染を受けないようにしましょう。
次に点眼瓶の先端が睫毛や瞼に触れないように点眼しましょう。一滴です。
そしてあふれた点眼液を清潔なガーゼやティッシュペーパーでそっとふき取るか、閉瞼して洗顔しましょう。
点眼後は目を閉じて、鼻涙管からの流出を防ぐため、軽く目頭を押さえましょう。
ぱちぱち瞬きをすると却って鼻涙管のほうに流出してしまいます。
次の点眼薬を点眼するまでは約5分間隔を開けてください😊
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