白内障・緑内障・網膜硝子体の手術に対応する岡山市の眼科|川島眼科

近視治療のご案内
Information on myopia treatment
子どもの近視が増えています
近年、子どもの裸眼視力の低下が増えています。
文部科学省の「学校保健統計調査」によると、裸眼視力1.0未満の子どもの割合は、約40年前と比べて大きく増加しています。
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小学生では、1979年度の17.91%から2025年度には36.07%へ
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中学生では、1979年度の35.19%から2025年度には59.35%へ増加しています
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高校生では、2025年度には71.51%となっています


※裸眼視力1.0未満のすべてが近視というわけではありません。
子どもの近視は、進行を抑えることが大切です
子どもの近視の多くは、眼球の奥行きである「眼軸」が成長とともに長くなることによって進行する軸性近視です。
一度伸びた眼軸を元の長さに戻すことは、現在の医療ではできません。
そのため、成長期に眼軸が必要以上に伸びることを抑え、近視の進行をできるだけ少なくすることが大切です。
手術をしないで視力回復
ご紹介
近視の進行を抑える治療
川島眼科では、お子さまの年齢、近視の程度、眼軸長、生活環境などを確認し、それぞれのお子さまに適した治療方法をご提案します。
オルソケラトロジーとは
オルソケラトロジーとは、特殊なデザインのコンタクトレンズを夜間に装用し、角膜の形状を矯正することで、日中の裸眼視力を改善する治療法です。このレンズは寝ている間に角膜を穏やかに再成形し、近視や乱視の矯正を行います。日中はレンズを外しても視力が良好な状態を保つことができます。主に近視の進行を抑制する目的で子供や若年層に使用されることが多いです。オルソケラトロジーは、手術を伴わない視力矯正法です。

オルソケラトロジーのメリット
日中の裸眼視力 の改善
夜間にレンズを装用するため、日中はコンタクトレンズや眼鏡が不要です。
近視進行の抑制
特に子供や若年層で、近視の進行を抑える効果が報告されています。
手術不要
視力矯正手術に抵抗がある人や、まだ成長期にある子供にも適しています。
リバーシブル
レンズの使用をやめると角膜が元の形に戻るため、効果は一時的であり、手術のような永久的な変化がありません。
スポーツ時の利便性
裸眼で活動できるため、スポーツやアウトドア活動がしやすくなります。
オルソケラトロジーのデメリット
毎晩レンズを装用し、適切なケアを怠らないことが重要です。
専用レンズの費用や定期的な 検査のコストがかかります。
レンズの不適切な使用やケア不足による感染症や角膜損傷のリスクがあります。
装用開始時に違和感や不快感を感じることがあるため、慣れるまで時間がかかることがあります。

(自由診療)
就寝中に特殊なハードコンタクトレンズを装用し、角膜の形を一時的に整える治療です。
日中は裸眼で過ごしやすくなり、近視進行抑制効果も期待できます。
方法
オルソケラトロジーレンズの装用に適しているか、近視の 程度や眼の健康状態などを調べる「適応検査」を行います。適応に問題がなければトライアルレンズを装用し、効果や装用状態を確認します。その後、特殊にデザインされたハードコンタクトレンズを就寝中に装用して角膜の形状を一時的に変化させ、日中は裸眼で過ごせるように近視を矯正します。手術は不要です。
治療期間 / 回数
近視進行抑制を目的とする場合は、成長期の近視が進行しやすい時期に継続して治療を行います。定期検査は、
初年度:年6~7回程度
次年度以降:年4回程度行います。
費用
【レンズ代(両眼)+初回検査料+定期検査代(1年間)】
両眼 160,000円(税込)
片眼 125,000円(税込)
※次年度以降 年間定期検査代 20,000円(税込)
※ケア用品代は含まれません。
※治療中に医師の判断で別途眼科的治療が必要となっ た場合、その費用が別途必要となることがあります。
リスク・注意点
オルソケラトロジーはコンタクトレンズを使用する治療のため、不適切な使用やレンズケアが十分でない場合には、角膜感染症や角膜障害などを生じることがあります。安全に治療を継続するため、装用方法やレンズケアを守り、定期的な診察・検査を受けることが重要です。また、治療を中止すると角膜の形状は徐々に元に戻り、矯正効果も失われます。
低濃度アトロピン治療(リジュセアミニ点眼液0.025%)
近視の進行を抑える目薬治療
近視の進行を抑えるためには、特定の目薬治療が効果的です。代表的なものにアトロピン点眼薬があり、低濃度のアトロピンが近視進行の抑制に役立つことが研究で示されています。この治療法は特に子供や若年層に効果的で、視力の悪化を遅らせる可能性があります。眼科医の指導のもとで定期的に使用することが推奨され、副作用についても専門医と相談しながら進めることが大切です。継続的な管理と適切な治療により、近視の進行を効果的に抑えることが期待されます。


近視の進行を抑制することが大切な理由
子どもの近視は、主に眼球が楕円形に伸びてしまう (眼軸長が伸びる)ことで、ピント位置がずれることにより 生じるケースが多くあります。近くを見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることがありません。そのために眼軸長の伸びを抑えること が、近視の進行を抑制するためには重要となります。

近視抑制(リジュセアミニ)について2
リジュセアミニ点眼薬は、参天製薬とシンガポールの国立眼科・視覚研究所であるシンガポールアイリサーチインスティテュート(SERI)と共同開発した、アトロピンを0.025%含有しています。従来のマイオピン点眼液と同じ低濃度アトロピン製剤であり、近視の進行抑制を効能・効果としています。
また参天製薬では3年間の治験にて近視進行抑制効果が持続することが確認されています。

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リジュセアミニとマイオピンの違い
リジュセアミニ点眼液とマイオピン点眼液の大きな違いは、
マイオピン点眼液は1本を1ヶ月で使用することとなっており、
リジュセアミニ点眼液は1回分ずつ容器にパッケージされ使い捨てになっていることです。
使い捨てパッケージにすることで、防腐剤フリーにて長期保存が可能になりました。
また、リジュセアミニ点眼液は、5歳から18歳くらいまで長期の使用が想定されますので、
子供さんの何年にもわたる長期使用の場合は、できるだけ角膜に影響が少ないものが望ましく、
その点防腐剤フリーになっているリジュセアミニ点眼液は角膜への障害を最小限にできる点眼液です。
リジュセアミニ治療
近視の進行を抑える点眼治療です。
近視の進行を抑える点眼治療です。令和8年6月より選定療養の対象となりました。 医療費控除の対象にはなります。
リジュセアミニ点眼の特徴
日中の光のまぶしさに影響を及ぼさないため、 サングラスもほぼ不要です。
目の遠近調節機能(手元を見る作業) に殆ど影響を与えません。 よって近見視 力の 低下にあまり影響を与えず、近用の眼鏡も不要と言われております。
毎日必ず就寝前に1滴点眼するだけの、 非常に簡単な治療法になります。
1回分ずつ容器にパッケージされ使い捨てになっております。
防腐剤を含まない使い切りタイプのため、角膜や結膜への影響が少なくなっています。
リジュセアミニ点眼のデメリット
近視の進行が完全に止まるわけではありません。
治療効果を維持するには毎日継続して点眼する必要があります。
中断すると、近視進行のリバウンド(再加速)が起こる可能性があります。
低濃度のため副作用は少ないですが、まれに以下のような症状が報告されることがあります
・軽度のまぶしさ(散瞳)
・ピントが合いにくい(調節障害)
・目のかゆみや違和感
・アレルギー反応(非常に稀)
装用開始時に違和感や不快感を感じることがあるため、慣れるまで時間がかかることがあります。
方法
毎日、就寝前に1滴点眼します。
治療期間 / 回数
近視の進行を抑えるため、最低2年間は治療を継続してください。
1か月~3か月ごとに診察・検査を行います(年5回程度)。
治療開始前検査
リジュセアミニ点眼液による治療を開始する前に、調節麻痺下屈折検査を行います。
費用
リジュセアミニ点眼液による単独治療の場合は選定療養となります。
診察・検査には健康保険が適用され、リジュセアミニ点眼液の薬剤費のみ自費となります。
リジュセアミニ点眼液(1箱30本入り)
4,300円(税込)
リスク・副作用
点眼後に、まぶしさ(羞明)、近くが見えにくい、かすんで見えるなどの症状が現れることがあります。症状が気になる場合は医師にご相談ください。
なお、参天製薬によるとリジュセアミニは2025年4月に発売された、国内で初めて「近視の進行抑制」の効能・効果で承認された点眼剤です。
リジュセアミニ点眼液の治療が可能な方
就寝前の点眼が毎日可能な方
軽度から中等度程度の近視で5歳~18歳の方
18歳を過ぎても近視は進行しますので適応となる場合があります
3か月ごとの定期的な通院が可能な方
検査・診察による治療効果判定のほかに合併症が生じていないかのチェックも行います。年齢にもよりますが3年以上の継続をお勧めします。当院では、まず3年間使用していただき、効果判定をしながら治療の継続の可否について、ご相談させていただいています。
リジュセアミニ点眼液の使用方法
1.
1回分(1本分)の容器を切り離してください
2.
容器の薬液が入っていない部分を持ち、容器の先端をねじって取り外してください
3.
夜、寝る前に点眼(1滴)します。(忘れたからと言って朝点眼しないようにして下さい)
4.
下まぶたを軽く下にひき、まぶたやまつ毛に触れないように1回1滴点眼してください
5.
点眼後はまばたきをせず、しばらく(1~5分)まぶたを閉じて目頭のやや鼻よりを指先で軽く押さえます。あふれた液があれば、清潔なガーゼか ティッシュで軽く拭き取ってください。
6.
防腐剤を含まない1回使い捨てタイプですので、点眼後1度容器の先端を取り外したものは、不潔になりますので、薬液が残っていても点眼必ず捨ててください。
近視進行制御ソフトコンタクトレンズ
日中の視力を矯正しながら、子どもの目の長さ(眼軸長)が伸びて近視が進むスピードを抑えるために設計された特殊なソフトコンタクトレンズです。
通常のメガネやコンタクトと同様に日中に装用するだけでよく、オルソケラトロジー(夜間装用)や点眼薬と並ぶ、小児の近視進行抑制の有力な選択肢となっています。代表例として、国内で承認されているクーパービジョン社の MiSight 1 day (マイサイト ワンデー) などがあります。

マイサイト ワンデー(MiSight® 1 day)
方法
近視進行抑制のために特殊な光学設計が施された、1日使い捨てのソフトコンタクトレンズを日中に装用します。
近視による視力を補正しながら、近視の進行を抑えることを目的とした治療です。処方前に調節麻痺下屈折検査をします。
マイサイト ワンデーは、「近視の視力補正及び進行抑制」を目的として国内で承認された1日使い捨てソフトコンタクトレンズです。
近視進行制御効果
臨床試験では、通常の単焦点ソフトコンタクトレンズと比較して、3年間で
近視の進行を平均59% 眼軸長の伸長を平均52% 抑制したことが報告されています。
装着方法
1日使い捨てタイプです。
十分な近視進行抑制効果を得るため、1日10時間以上、週6日以上の装用が推奨されています。強度の乱視には適応がありません。
費用
マイサイト ワンデー(30枚入り)
2箱(両眼)14,400円(税込)
リスク・注意点
コンタクトレンズのため、正しい装用方法を守り、定期的な眼科検査を受ける必要があります。
不適切な使用により、角膜障害や感染症などの眼障害を生じることがあります。
近視管理用眼鏡
近視の進行抑制を目的とした特殊な光学設計 の眼鏡レンズです。
通常の眼鏡と同じように装用でき、日常生活に取り入れやすい治療方法です。

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